名刺にウェブサイトのURLを載せたい。 お店のWi-Fiパスワードを共有したい。 イベントの申込みフォームへ誘導したい―― QRコードは「印刷物・ポスター・看板からスマホへの最短経路」として、いまや必須のツールです。
この記事では、無料でQRコードを作る方法と、URL以外の用途(Wi-Fi、メール、電話番号)への活用、印刷時の注意点まで解説します。
QRコードで何ができるか
1. URL(ウェブサイト・SNS・予約フォーム)
最も一般的な用途。スキャンするとブラウザで指定URLが開きます。名刺・チラシ・ポスター・看板などに活用。Instagram・X・LINE公式アカウントへの誘導にも頻出。
2. Wi-Fi(SSID + パスワード)
カフェ・ホテル・自宅のゲスト用Wi-Fiの共有に。スキャンするとiOS/Androidの標準カメラが自動的に接続候補として表示するため、ゲストはパスワードを入力する手間がありません。
3. メール(宛先・件名・本文)
お問い合わせ用のQRコード。スキャンするとメールアプリが起動し、宛先・件名・本文が事前入力された状態で開きます。お店・営業マンの名刺に最適。
4. 電話番号
スキャンすると電話アプリが起動し、その番号への発信画面が開きます。看板広告での「お問い合わせはこちら」用途に。
Qly で今すぐQRコードを作る
URL/テキスト/Wi-Fi/メール/電話番号からQRコードを生成。色や余白もカスタマイズ可能、PNG/SVG出力。完全無料。
Qly を使ったQRコード作成手順
ステップ1:種類を選ぶ
https://sotto.tools/qr を開き、上部のタブから種類を選択:「URL/テキスト」「Wi-Fi」「メール」「電話番号」。
ステップ2:情報を入力
選んだ種類に応じて入力欄が切り替わります。例:URL なら URL を、Wi-Fi なら SSID とパスワードを、メールなら宛先メールアドレス(任意で件名・本文)を入力。入力するとリアルタイムでプレビューが更新されます。
ステップ3:エラー訂正レベルを選ぶ
L / M / Q / H の4段階。
- L(約7%):通常、画面表示用に十分
- M(約15%):標準推奨(デフォルト)
- Q(約25%):印刷物で多少汚れが想定される場合
- H(約30%):屋外掲示・ロゴ重ね・キズ予想時
迷ったらM。ロゴを重ねる予定があればHを選んでください。
ステップ4:サイズと余白
サイズは S / M / L / XL(256〜2048px)、余白は「なし / 小 / 中 / 大」。印刷物にはサイズ大きめ+余白「中」以上が推奨。プリント時にギリギリだと読み取り困難になります。
ステップ5:色をカスタマイズ(オプション)
QRコード本体(濃色)と背景(淡色)を変更できます。コントラスト比に注意:黒×白から離れるほど認識精度が落ちます。ブランドカラーを取り入れたい場合も、コントラストはしっかり確保してください。
ステップ6:PNG または SVG でダウンロード
- PNG:画面表示・SNS用。ファイルサイズ小、簡単
- SVG:印刷物・看板・名刺用。拡大しても劣化しないベクター形式
名刺やポスター用には必ず SVG を使ってください。PNGを引き伸ばすとガビガビになります。
用途別の最適設定
A. 名刺の URL QR
- サイズ:M(512px)
- 余白:中
- ECC:M
- 形式:SVG(印刷用)
B. ポスター(屋外)の URL QR
- サイズ:XL(2048px)
- 余白:大
- ECC:Q または H(汚れ・破損対策)
- 形式:SVG
C. 店舗内の Wi-Fi QR
- サイズ:L(1024px)
- 余白:中
- ECC:M
- 形式:PNG(A5サイズで印刷)
D. SNS投稿用の URL QR
- サイズ:M(512px)
- 余白:小
- ECC:M
- 形式:PNG
QRコード作成の注意点
「QRコード」は登録商標
「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。ただし規格自体はオープンで、誰でも自由に作成・利用できます。商用利用も可能。Qly で出力したQRコードを、ビジネス用途で使うことに何の制限もありません。
短いURLが望ましい
URLが長いとQRコードのドット密度が上がり、読み取りにくくなります。長いURLは Bitly などのURL短縮サービスを使ってから入れるのがベストです。
テスト読み取りを必ず行う
印刷前・本番掲示前に、必ず複数のスマホで実際にスキャンしてください。iOS のカメラと Android のカメラ両方でテストを推奨。色やサイズを変えたら必ず再テスト。
ロゴを重ねるなら ECC: H
QRコードの中央にロゴを重ねるデザインは、エラー訂正レベルを H に上げないと読み取り不能になります。Qly で ECC: H を選んでから、別ツール(Figma 等)でロゴを合成してください。
Wi-Fi QR の特殊フォーマット
Wi-Fi 用 QR は WIFI:T:WPA;S:SSID名;P:パスワード;; という特殊フォーマットを使います。Qly は自動でこの形式に変換するので、SSID と パスワードを入力するだけで完成。一般的なテキスト QR と区別されて、スマホが「Wi-Fi接続候補」として認識します。
暗号化方式(WPA / WEP / なし)も選択できます。家庭用は通常 WPA / WPA2 / WPA3。
よくある質問
Q. QRコードに有効期限はありますか?
Qly で生成したQRコードに有効期限はありません。永久に同じURLを指し続けます(URLが指す先のページが消えたら無効になりますが、QRコード自体は有効)。
Q. 入力内容は外部に送信されますか?
送信されません。Qly はすべての処理をブラウザ内で実行します。Wi-Fi のパスワードやメールアドレスを入れても安心です。
Q. PNGとSVGの違いは?
PNGはピクセル画像、SVGはベクター画像。SVGは拡大しても劣化しないので印刷物にはSVGを推奨。Web表示や小さく使うならPNGで十分です。
Q. ECCを上げるとQRコードが大きくなりますか?
ECCレベルを上げると冗長性が増し、QRコードのドット数(モジュール数)が増えるので、同じ表示サイズなら密度が上がって読み取りにくくなる場合があります。ECC高 + 表示サイズ大の組み合わせがベスト。
Q. アクセス数の計測はできますか?
Qly は単純なQR生成ツールで、アクセス計測機能はありません。計測したい場合は、URL自体にUTMパラメータを付けて Google Analytics で計測するか、Bitly 等の短縮URLサービスのクリック計測を使ってください。
まとめ
QRコード作成は5ステップ・1分で完了します。Qly なら無料・登録不要・ブラウザだけで、印刷品質のSVGもダウンロード可能。
URL以外にも、Wi-Fi共有・メール誘導・電話発信など、用途は広いです。名刺、店舗、ポスター、SNS――それぞれに最適なQRコードを使い分けて、印刷物からデジタルへの導線を作ってください。
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